Appetizer:Freak Kitchen

Appetizer(1994)

Freak Kitchen

ジャンル:ハードロック

★★★★☆




我がギターヒーロー、マティアス"IA"エルクンド(Mattias IA Eklundh)率いるハードロックバンドの1st。
フリークキッチンといえば気持ち悪いリズムが有名ですが、まだこのアルバムでは素直なリズム。しかし、魅力的なメロディと数々の変態奏法はこの頃から炸裂してます。リフはゴリゴリ、ソロはピョロピョロ〜(擬音が思いつかん)なんて音鳴らしてるのに、そこにメジャー感さえ感じるほどのポップさを盛り込んでくる。すんなりと耳に入ってくるのに、次はいったいどうなるんだ!?とワクワクが止まらないアルバムです。
ちなみに、このアルバムのレコーディングを行った時、マティアスはアイバニーズの低価格のギターに、なんとアンプは使わずにラジカセとマーシャルのガバナーを使って録音したとか!これであんなカッコいい音が出せるなんて……まさに、弘法筆を選ばずってやつですな。

【こんな人におすすめ!】

  • 個性的なギターが好きな人
  • ロディアスなのを聴きたい人
  • ラジカセをアンプ代わりにギター弾いてる人

【My Favorites】

  • Blind 1stの一曲目にしていきなりマティアス節炸裂!
  • Hollow 変態ギターは抑えめだがボーカリストとしてのマティアスの魅力に気づかされる一曲。
  • See You In Pittsburg フックのあるリフとどこか哀愁のあるメロディが良い。ソロはかなり弾きまくり。
  • Raw ハードロックらしい力強さにあふれた曲。
  • Are You For Real ? ギターが歌っとる。底抜けに明るい曲で、思わず笑顔になってしまいそうです。